初めての生徒様にとって、ヴァイオリンの弾き方を学ぶには至難の技!!
私の育った時代
私が小さな頃は、今のように素晴らしい映像は、ありませんでした。
あったとしても非常に高価。
私は、教本のレコードのみしか吸収する材料がありませんでした。
中学生の頃にCDが市場に出始め少しずつ集め出しました。
それにしても、どれが良いのか分からず、ようやく辿り着いたのはドイツグラモフォンの
ウィーンフィル、ベルリンフィル、カラヤン、バーンスタインでした。
ヴァイオリンの奏者は、ムター、パールマンでした。
ピアノ奏者は、ツィマーマンとアルゲリッチでした。
私は、中学生の頃より、コンチェルトは必ずムターの音を真似しよう。
全く同じアーテュキレーションにしよう。音色も全て真似しよう。
そうして学び、大学に入りLDを1日に必ず2時間見て、
両手の使い方の映像を吸収していました。
なぜなら、それまでは映像が無かったのですから。
私は、その後、自宅でもDVDを高音質で視聴できる設備を整えました。
皆様の現在の環境
私の育った時代と現在では、そういった意味でも違いまして、
現在は、映像や音源が溢れております。
と言うことは、これからヴァイオリンを習いたい人にとって、
何が良いのか、どんなものを聴いたら良いのか、
混乱するほど演奏レベルも奏法も存在しております。
それを踏まえて、私は、ムターの映像を生徒に見て頂き、
全てを吸収するようにしております。
そのことにより、レッスンで指導している内容を深く理解出来るのです。
つまり、生徒自身が私が何故、それを注意するのかの意味が解るので、
前に進むスピードが早いのです。
これから始めようか不安を感じている皆様、ぜひお気軽にご相談くださいね。