ヴァイオリンを大切に愛情を込めて奏でましょう♪
ヴァイオリンという楽器は、木で出来ている楽器であるゆえ、生命力に溢れていると
私は考えております。
何十年も生きた木を、職人が、自分の求める音を創造しながら選び、
そこに、音色の息吹を作り出した楽器がヴァイオリンという、弦楽器になります。
ひとつの楽器を作るのに、年月も必要です。職人は、時間をかけて、丁寧に、
自分の魂を、想いを込めながら作業手順をこなしていきます。
主に、木の乾燥(10年以上)、
デザインに基づいた木の削りだし(表板・裏板・横板・糸巻き・ネックなど)、
ニス塗り(10回以上)、
そこに、顎当て、指板、など、組み合わせ、型にしていきます。
演奏においても、演奏技術は勿論、歌心においても、
楽器自体のあり方を知るのと知らないのでは、大きく弾き方においても左右すると、
私は考えております。
いかに楽器のことを大切にし、思いやりを持って接するか、それにより、
必ず響き方も変わってくるはずです。
ムジークフェラインヴァイオリン教室でヴァイオリンをなさる方には、
是非とも、楽器の大切さを心がけながら、演奏技術や音色を心がけながら、
進んで行って欲しいと思っております。