長谷川寛映のヴァイオリンの歩みについて③
しかし、現実は非常に厳しいものであります。演奏家になるなら、世界的なコンクールで何度も優勝し世界のプロ奏者に認められなければ世界に通用しません。教えるには、自分がどの奏法が体に合い、そして世界のトップレベルのソリストの奏法は、どのようなものかを身体と言葉を使い説明できなければなりません。曲も当然、それなりの難曲まで弾きこなせなければなりません。
指導とは、どのようなものなのか。演奏とは。習うとは。私は、真剣に思考を巡らせながら熟考してきました。そして、指導とはどのようなものか。習うとは、どのようなものかを悟りました。演奏とはどのようなものかは、まだ思考を巡らせております。そして、奏法の研究もしてきたので、現在の素晴らしい演奏家、特に世界的なコンクールで優勝する方の奏法の原点がどこにあり、誰から受け継がれているのか、そして、どのようにすれば、その弾き方ができるのか。そして、そうした時に、どのような音がするのか。そのことについて、もう、演奏姿を見ただけで音が判かる。音を聴いただけで、演奏姿が判かるようになりました。つまり、そこまでの感覚を身に付けた事になります。
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